自転車少年記

UPするのが遅くなりましたが
【自転車少年記】の感想

「なんで、こうなってくれんの!?」

って、もどかしい気持ちでいっぱいでした。

ドラマやのに、思った通りに
話が進んでくれんくって。

悔しくて、悲しかった。

でも、虚しくなんかならんかった。

丸山さんの演技も
安田さんの演技も。

演じとるけど、演じてなかったです。

草太に想いを寄せるカナデ。
カナデが草太しか見てないのが
分かるシーンが何度かあって。
その度に見せる昇平の
切ない表情に、胸が苦しくなりました。

もう本気を出して
自転車で走れなくなった草太。
夢を失った草太。
夢に走り出したカナデ。

お互い好きあっているのに
それだけでは成り立たない。
愛しているからこそ
もたれ合う関係であってはいけない。

草太とカナデは別々の道を歩むことに。

自暴自棄になった草太は
昇平に八つ当たった。

自転車で走りきれなくなって
こんなにも悔しいのに
どうすることもできない。

カナデに傍にいてほしい。
それでも、止める権利なんてない。
気持ちを抑える他に
どうすることもできない。

もどかしくて、もどかしくて。

草太が泣きそうになるシーン。

草太があたしに入り込んできたみたいに
悔しくて、悔しくて、悔しくて。
涙が溢れた。

決して、きれいじゃなかった。

「よかった」で終わらなかった。

でも、それがよかった。

こっちのブログでも書いたんですが
悲しいだけの為に流した
涙じゃなくってよかった。